はにまログ

「はにまる」のようにゆるーく生きたい。

VMWareに64ビット版のゲストOSをインストールできない

はまったのでメモ。

とあるサーバを仮想化環境にて構築する事になった。

ホストマシン: Dell PowerEdge 1800
CPU:      Intel Xeon 3.0GHz(64bit)
仮想化ソフト: VMWareServer2.0.0
ゲストOS:   CentOS6.6 X86_64版

CPU、ゲストOS、共に64ビット。問題なし!と判断した。
しかし、人生そんなに甘くない…!

1. VMWareServer の WebUIを立ち上げて、仮想サーバ作成。
 OSのタイプ: Linux
 バージョン: 2.6.x系 64bit
2. 仮想サーバに、CentOS6.6(x86_64版)をインストールしようとすると、

This kernel requires an x86-64 CPU, but only detected an i686 CPU. Unable to boot - please use a kernel appropriate for your CPU.

というメッセージが出て、インストールできない!

確か…「VMのホストのOSとして」であれば、CentOS6.6 x86_64版を同じマシンにインストール出来ていたのに、「VMのゲストのOSとして」はインストールできないのね!

調べてみると、VMWareのゲストOSとして64ビットOSをインストールさせるには、Intel VTxをBIOS設定で有効にしなければならないようだ。
https://hereirestinremorse.wordpress.com/virtualbox/this-kernel-requires-an-x86-64-cpu-but-only-detected-an-i686-cpu-unable-to-boot-please-use-a-kernel-appropriate-for-your-cpu/

しかし、BIOSの変更ってどうやるんだろう…。

さらに調べてみると、PowerEdge1800はVTx技術が現れる前のバージョンで、BIOS設定できない事が判った。
Poweredge 1800 Virtualization option in Bios - PowerEdge General HW Forum - Servers - Dell Community

これでゲストOSには32ビット版をインストールするしかないことがはっきりしました。
そして、32ビット版のインストールはすんなりできました…。ホッ。